今日は利恵さんの誕生日でした!
皆さんなりのお祝いの仕方で、お祝いされていました!それはそれで素敵でした!
ボランティアさんが、先月に引き続きケーキを作って下さって。皆さんおいしそうに食べておられました!
でも、なんかヤンキーの成人式のようになって来ていました(笑)。
先日、体を診ていただいた、白柳先生がご自身のブログで、帰納的標本展の紹介をしてくれました。弥生博物館さんのリンクも張り付けて下さっていて、本当に感謝です!彼女の行動力を見習っていかないといけませんね!彼女のブログは勉強になりますので是非見てくださいね!
またまた、ラッカーからの引用です。 文章だけでは分かったつもりになれますが、いざ、現場で応用するとなると、二の足を踏んでしまうかもしれません。きっと、きちんと理解していないからですね。でも、大きなヒントが書かれているようにも感じます。精神分析が万能で、精神分析だけを勉強しているわけではありませんが、障がいをお持ちの方々の事例検討に自閉症の方が多いように、個人的にはわかりやすいから、どうしても引用が増えてしまいます。転移を強化させるために、分かりやすくするために、本当の生きた時間を少しでも可能な限り作っていくのも、自分たちの大事な仕事だと思っています。簡単なことではありませんが、時間をかけて焦ることなくやるだけです。
これだけやっても感謝されないとか言われる方がいますが、それがボランティアならいざ知らず、職業として行っているのなら、逆にそれでお金をいただいているので、感謝しないといけないのでは?と、個人的には思います。サリヴァンは、一番結果を残している精神科医は、仕事を糧としてやっている精神科医で、名誉が欲しくてやっている精神科医は結果が出せていないようなことを言っていた(著書ではなかったと思うので)記憶があります。いい加減な記憶かもしれませんが、あながち間違いでもない気もします。
現場にいると、転移・逆転移のオンパレードですので、そういう意味でも、精神分析的な考えは、必須のように思います。
〜このような愛情によって始動させられたリビドーはひとりでに、まずは分析医へと向けられる。
つまり、そこでは愛情欲求ではなく、愛する能力がそれによって強化され、分析医に向けられる。
この過程が治療の基盤をなすようになると、過去の欲求挫折と歪曲がある程度矯正され、神経症の根本的な特徴のひとつである反復強迫も転移を分析することによって放棄され、修正されるようになる。
しかし、太古的な表象は存在し続けているので、このようにリビドーが始動し、激化していくこと自体が、妄想的不安や抑うつ的不安を増強してしまう。
たとえば、分析医が誘惑者とみなされたり、分析治療が罠であるとみなされたりする。このようにして乳幼児期の内的対象関係はますます分析医に転移されていく。
したがって精神分析治療そのものが、このようにエロスを内包している以上、それが転移を一層強化していく動因であるといえるのである。〜