うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

昨日の夜勤と、【社交的行動が部分的にでも表現主義の一形式とみなされるなら、調律はとてもよく理解できます。】


昨日は、夜勤で仕事をいつも通りこなしていたら、0時を過ぎてしまい、アップは諦めました.....。
夜勤は大好きで、一番皆さんのことが分かる勤務ではないでしょうか?
 入浴や食事、片付け、掃除などしなければいけない事も多いですが、一息ついたときに、皆さんと音楽したり、風船で遊んだり等々することによって、距離がなくなり、本当に言いたかった言葉も聞けます。
 自己心理学の方々が、口を揃えて?言わんとしていることが、体現できます。
コフート、スターンの言葉が、本当の臨床に対して行われていたんだなと、再発見させてくれる機会にもなります。

 緊張からリリースされて、ポリベーガル理論が言う、顔の状態も本当によくわかります。
職員がバタバタとしていたら、皆さんもそれを取り入れて(職員が知らず知らずのうちに投影しているのか?)、顔の表情が硬くなりがちなので、忙しくても冗談を言える余裕を持ちたいものですね!ランチやディナーの時間帯のレストランでも、ウエイトレスさんが、息荒く対応しているとこっちまで、急かされている気分になるのと、きっと同じなんだと思われます。


 それまでは、皆さん好きな事や自分の身の周りの事を頑張ってされていますが。
皆さんが集まると、自然に賑やかになって行きます!
 関西人なので、人を笑わせてなんぼのもん!という感覚もあるのでしょうか?


 情動調律が自然とできるのも、この様な機会かも知れないなと、ふと思った夜勤でした。
スターンなどは、日常生活の簡単な挨拶、『おはよう!』とか『お休み!』とか、朝夕出て来る食事とか、当たり前で特に気にも留めないようなことが、毎日あれば良いとも言っています。
 自然なことが出来なくなってしまうと、おそらく(度重なってでしょうが)、防衛反応が出てしまうのですね。

 空気の乾燥が著しいので、皆さんが集まる食堂では、加湿器が欠かせない時期ですね!
お手入れも大変ですが、今一番しないといけない事でもあります。皆さんが休まれたら、職員さん達が綺麗に洗って、また早朝から動きます!




 夜勤明けでしたが、法務局に行ったり、商工さんに行かせて頂いたりしていたら、あっという間に夕方に、ニュースを見ていたら、あっという間にこんな時間に......。
 限界なので寝ます(笑)。 おやすみなさい!



 そうでした(笑)メールをチェックしていたら、久しぶりに桂九雀師匠のメルマガが届いていました! タイトルが素敵ですね!
 
長生きも芸のうち

https://archives.mag2.com/0001341814/?l=ohk05efb82











乳児や小児はいやでもまず、生気情動、Langerのいう“感情の形式”を学びます。彼らは、彼ら自身の行動や身体の変化との相互作用を通じ、また彼らを取り巻き影響を与える社交上の行動を見たり試したり、反応したりすることを通じてそれを学んでいきます。また、外的物体に対する近くを内的感情へと翻訳する変形手段は、カテゴリー性の情動に関してのみならず、それ以外にもあることを学んだり、何とかそうした理解にたどり着かなければなりません。このような、知覚から感情への変容は、まず自発的、社交的行動を通じて習得されます。これらの変容を何年となく繰り返し、生気情動のレパートリーを作り上げてこそ、やっと子どもはこの体験を、外的に知覚されながら心でも感じられる体験として、芸術の領域へと導いていけるのです。 社交的行動が部分的にでも表現主義の一形式とみなされるなら、調律はとてもよく理解できます。それを通じ表現主義の一型としてある行動を理解すれば、調律は芸術体験の前駆体とも言い得るのです。しかしながらそれだけでなく、調律は、発達にとっても重要な何かとなっています。