うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

お年玉と、今日の散歩と【調律を行う唯一最大の理由は、母親が言う(あるいは私たちが推論した)ところによると、乳児と“共にある”、“共有する”、“参加する”、“仲間に入る”ことだった。】


 昨日、お年玉を頂き、驚きと感謝の気持ちが入り混じって、ちょっと複雑な思いがしました。
若い時分から、人様に色々させて頂いている身だったので、ちょっと照れくさくもありました。
 人望がないので、あまり人様に何かをしてもらうということがあまりなかったからでしょうか?
良い弦とのことですが、年末年始に弦を全て張り替えたので、どのギターに張りましょうか?贅沢な悩みですね!
Fenderのクロスまで、本当にありがとうございました!今年は、気合を入れて(笑)、上達を目指します!

 今日も、沢山歩くことができ、感謝です。
寒いので、蔵王山の展望台を、午前と午後も歩かせて頂きました。ちょっと富士山がここしばらく見えづらいですが......。




 本は、早めに出て読みました。
アップは、やっぱりスターンになってしまいますね.....。現場にいるとスターンの理論が当てはまる事が多いです。

 情動調律は、重度の方ほど必要な感じがします。非言語的な関わり合いが自然と多くなるので当たり前と言えばそれまでですが....。
でも、周囲を見渡すと全然できていませんね.......。
 日々のちょっとしたことの積み重ねが、調律が出来る状態に持って行けるのですが、些細なことを見逃していて、もったいないな!と思う事が多いです。


 インフルエンザが、一段と猛威を振るってきましたので、皆さんご自愛下さる様にお願い致します。





4.調律を行う唯一最大の理由は、母親が言う(あるいは私たちが推論した)ところによると、乳児と“共にある”、“共有する”、“参加する”、“仲間に入る”ことだった。私たちはこうした機能を、対人コミュオンinterpersonal communionと呼ぶ。上記の一連の理由は、“反応する”、“乳児を陽気にさせる、あるいはおとなしくさせる”、“交流を立て直す”、“強化する”、“標準的な遊びをする”などといった理由とは対比を成す。この後者のグループは、単なるコミュオンというより、コミュニケーションとして機能するものとしてひとまとめにできるかもしれない。コミュニケーションは一般に、他者の信念や行動システムを変えようと、情報を交換したり伝達したりすることである。ところが調律の場合、母親はこうしたことは何一つしないのが普通である。つまりコミュオンは、他者が何をしていようが何を信じていようが、それを全く変えようとすることなく、その人の体験を共有することを意味する。こう考える方が、はるかに的確に母親の行為をとらえているように、実験者にも母親自身にも思えた。




5.調律にいくつかのバリエーションがみとめられた。コミュオン調律communing attunementとは、母親が赤ちゃんと“共にあろう”として、乳児の内的状態に正確にマッチしようとする文字通りの調律だが、それに加え誤調律misattunementがある。これは2つのタイプに分けられる。まず、意図的誤調律purposeful misattunementの場合、母親は、乳児の強さ、タイミング、行動形に、“故意に”マッチしすぎたり、マッチしきらなかったりする。この形の誤調律の目的は通常、赤ちゃんの活動レベルや情動レベルを上げたり下げたりすることである。母親は、乳児の感情状態を理解するのに十分すぎるほど“中へ入り込みながら”、乳児の行動を変えるのに十分で、かつ起こっている調律の感覚は壊さない程度に、間違った表現をする。壊さないような意図的誤調律を、微小調律tuningと言う。加えて非意図的誤調律nonpurposeful misattunementというものもある。これは、乳児の感情状態の質や量、あるいはその両方を母親が幾分か誤って同定するか、または彼女が乳児と同じ内的状態を自分の中に見出だし得ない場合に起こる。これが真の誤調律である。