うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

【母親の行動のレベルが、その行動の様式や形式にかかわらず、乳児のそれと一致する。】


 今日は休みですが、予定が詰まって、死にそうです(笑)。
名古屋から戻り、歯科に行き、これから豊橋に......。
 休みになりませんね.....。


 本は、電車の中で沢山読みました。後、3章で終わります。


 アップは、まだスターンですが、現場にいるとやはり、情動調律というのの必要性を感じる事が多いです。
同一化の様な気もしますが、同一化した後にしないといけないことだと思っています。





調律の証拠
1.絶対的強度:母親の行動のレベルが、その行動の様式や形式にかかわらず、乳児のそれと一致する。たとえば母親の発声の大きさが、乳児の突然の動きの強さにマッチする。


2.強度の輪郭:継続的な強さの変化がマッチする。164ページの2番目の例はこのタイプのマッチをよく表している。母親の発声と乳児の腕の動きは、共にその強さを加速度的に増した後、突然もっと急激に強さを弱めていく。


3.リズム:脈動のパターンがマッチする。


5.持続性時間:行動の持続時間がマッチする。もし母親と乳児の行動がほぼ同じ時間続くなら、持続時間にマッチングが起こったと言える。持続時間のマッチそれ自体は、調律を定義する十分条件とはならない。というのは、乳児/母親に見られる一連の反応は、それが調律でなくても持続時間のマッチングを示すことがあまりに多いからである。



6.形:異なる動きから抽出、描写される行動の空間的特徴がマッチする。165ページの第5例がそれである。母親は乳児自身腕の上げ下げという垂直方向の形に、自分の頭の動きを合わせた。ここでいう形shapeとは、必ずしも同じ形式formということではない。同じ形式をとれば、模倣になってしまう。〜