ツワブキと、インフルエンザ流行期にと、【この妄想は明らかに、患者が深刻な不安感を処理する上で、おおいに助けになっていたのである。】
昨日の散歩で、ツワブキが沢山咲いていました。葉の形も花の色も大好きです。
そろそろ、インフルエンザが流行期に入った様です!手荒い、マスクは必須となりましたね!
周囲から変な行動と見られていても、その方にとっては、その行動が自分自身を防衛する行動なのかもしれないので、一概に変な行動はいけない物だとか、病的なものだとかと、決めつけない方がいい時も確かにありますね。
誰でも、自分が知っている範囲しか理解できないし、信じる事もできないので、尚更、勉強や広い視野を持った方々との交流が大事なのを痛切に感じました。
井の中の蛙にはなりたくはないですしね。本題から逸脱してしまいましたが、昨日の続きです。
〜患者も一般の人も、あるいは医者でさえ、自分の説明モデルと矛盾するような事実にぶつかったとか、すぐに説明モデルを変えたりすることはまずないが、そうした事実にくりかえし直面すれば、ほとんどの人が自分の説明モデルを変えたり否定したりするだろう。
しかし、先の二つのケースの場合は、文化的に受容されている信念があり、自閉的モデルによって心理的な適応も得られているために、身体にかかかわる妄想を治療するのはかなり困難である。
ただ、医師がいったんこの妄想を理解してしまうと、それはたいして有害なものではないことが分かる。したがって、医師は危険な検査や治療をあえておこなわなかった。
この妄想は明らかに、患者が深刻な不安感を処理する上で、おおいに助けになっていたのである。
このようなわけで、どちらのケースにおいても、これ以上の検査はやめ、“病気行動”は治療しないでおく方が望ましいように思えた。
実際、二人とも数か月後には自然に良くなったのである。〜