うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

ポストにビワがと、【自己の一部は、対象へと投影されてしまっているので、対象はその一部と同一視されるようになる。】

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 明けでしたが、いつもの如く用事があって、帰宅したのは16時でした(笑)。もう少し周囲がしっかりしてくれていれば(笑)、こんな状態に......って思わず愚痴りたくなりますが(笑)、まあ頑張れるだけ頑張ってみます(笑)。

 玄関を開けようとしたら、本ではなくて(笑)、ビワが入っていました!大家さんから頂いたようです。ありがとうございます!中学生の時に新聞配達をしていたら、大屋敷に住んでおられたおばあさんが、新聞を待ってくれていて、この時期になると、庭にあったビワの木から実を取ってくれて、待ってくれていました。がんばってな!って、大阪弁で(笑)。これほど、方言が身に染みたことは、その時はありませんでした。つぶさないように大事にして、新聞配達が終わったら、持って帰って頂きました。

 

 

 色々ありますが、ひとつずつ片付けていけば、今まで解決しなかったことはないので、もう少し頑張ります!

 

 今は、オグデンを読んでいますが、職員の中で、和田秀樹先生の本を読むと聞いたので、オグデンと関係が深いので、嬉しく思いました!

 

 

 下記は、タイムリーな気がしてなりません昨今の殺人事件などは、防衛の上に防衛を重ねて、主体というものが、本当の自己が、偽りの自己が厚い層になってしまって、何が何だか?分からなくなってしまって、その様な衝動が起きてしまうのではないのか?と、偉そうに考えてしまいます......。

 投影を受けて、それを受けた相手に分かり易く・優しく返していくのが自分たちの仕事だと思っていますが、逆に支援者が、自分しか見れないとか(笑)勘違いして、逆に投影してしまっている現場も、色々な所で見て来ました。結局は自分の存在だけ欲しいの?って、思わず言わせられている(笑)感もなきにしも非ずで(笑)、無意識の裡にこちらが行動化させられていたりで、真剣に向き合わなければ、こちらが防衛の上に防衛を重ねてしまいます。接近で来たら、今度は離れて行くことをやって行かなければならないのに........。と思ってしまう事が、本当に多い気がします。たとえ、親子関係であってもですね........。

 

  ~自己の一部は、対象へと投影されてしまっているので、対象はその一部と同一視されるようになる。そういう意味でクラインは、衝動と自己の一部を分裂排除し対象へと投影する幻想を投影同一視として記述した。はじめてにクラインは、投影同一視のこの正常なメカニズムがどのように重要な機能を果たしているかについて論じた。暴力的な感情にとらわれている乳幼児がそれを分裂排除し、自分自身の外側すなわち対象の中にそれらを感じ、そのように自分自身から混乱を取り除く。だがこの過程は対象の状態についての不安を引き起こし、自分自身を迫害から守るために更なる防衛に頼らなければならなくなる。クラインはまた、この過程が目指している他のさまざまな目的を詳細に描いた。たとえば、乳幼児が幻想の中で対象に入りそれをコントロール衝動することは、どのようなものであれ分離とそれに伴う感情に気づくことを避けるのが目的である(クライン1946)。