うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

血圧測定と、とろみをつける自販機と、【本当に羨望に満ちた人は、他人からもたらされる物を楽しんだり、それに感謝したりすることができない。】

f:id:ka-gu:20190515173403j:plainf:id:ka-gu:20190515173420j:plain

f:id:ka-gu:20190515173447j:plainf:id:ka-gu:20190515173502j:plain

 昨日は、遅番さんが看護師さんだったので、皆さん血圧をきちんと測って頂きました。全員基準内と言うか、非常に良い数値でしたので、一安心! うたたねは、看護師が管理者なので、医療との連携がスムーズです!みなさん安心して、ご利用いただいています!

 下記は、 二日前くらいに、ネットで見つけたものです。結構、とろみをつけるのは大変な作業で、支援員や世話人さんが、頑張って作ってくれていますが、飲み物を外で、自販機で、購入できるというのは、良い考えですね!

  

下記はシュタイナーからの引用ですが、クライインの概念と言っても良いかと思われます。読んで頂ければ、ああ、こんな状態に利用者さんがなっていないか? なっていたな〜とか、身内だとか、知り合いだとかに、こんな状態の方がいるな〜って、思いませんか?

  ウィニコットは、クラインより少し進んで、親にも親の人生があり(勿論、個人にも、支援者にも)、それを生きていることを子ども(利用者さん)認識させないと精神的な自立はできないし、クラインが症例検討会で、若い精神分析家に、混乱しているのは、患者ではなく、精神分析家である君だ!と言ったのは有名な話しですが、支援者もそこの線引きがしっかり出来ていないと、お互い成長しませんし、成長はそこで止まってしまいます。手ばかり出していては、その方は何も出来なくなるし、共依存状態にお互いがなってしまい、私がいないと、お互い思いながら、どちらかが存在しなくなると、残された方は、惨めになるだけですね………。うたたねでは、それの連鎖を断ち切るような支援が出来たらいいなと思っています。

 

 

  本当に羨望に満ちた人は、他人からもたらされる物を楽しんだり、それに感謝したりすることができない。つまり、楽しむ能力、愛する能力がひどく妨げられているのである。私たちは、人格の発達において、両親との早期の関係や乳幼児期における親密な人間関係を内側に取り込むーー取り入れるーーことそしてさらに自分の内面に構築する世界、つまり内的世界に従って自分自身のことを感じる、ということが知られている。もしも羨望のせいで良好な暖かい信頼に満ちた人間関係を築くことに失敗したら、その人の内的世界全体がそれゆえ人格がその失敗に影響されるため、その人は不安定なままになるであろう。この不安定さ、すなわち自己不全感のために、より安定していて自信とゆとりある人への憎しみがさらに大きくなる。そのようにして、不安定さがさらなる羨望を生む。こうして悪循環が生じる。