うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

晴れたり・曇ったり・降ったりと、【時に彼は明らかに攻撃的であったが、そうなるのは、母親が彼の行動を無視するので、注意を引くために、その行動をよりもっと強く繰り返さざるをえなかったときであった。】


 今日は休みでしたが、晴れたり・曇ったり・降ったりと、お天気も自分もバタバタしていました。

 浜松に用事で行ったついでに、数年前に行ったことのある、お蕎麦屋さんに行きました。
13時だったので、お店は空いていましたが、ランチが残っているのか?心配しながら(笑)行きました。
ランチはまだやっていて、ほっとしました。美味しいお蕎麦屋さんが近くに中々なくて(そば源は、美味しいので良く行かせて頂きますが)、今日のお店は美味しいので、ちょっと贅沢(いつも清貧せいかつなのでw)してもいいですね(笑)。



 本は、30分くらいしか読めませんでしたが、監訳者の小此木先生の前書きが、色んな偉人のまとめになっていて、勉強させて頂きました。
 
 アップはまだまだ復習ですが、実践的です。


 下記は、佐々木正美先生が口酸っぱく言われていた、二次障がいは、人的なものだ!を思い出しました。
統合失調症は、環境障がいだとも誰かが言っていましたが、その人に合わない環境を、強いられていたら、誰でも気がふれます。自分には、耐えられないと思います。
 もし、不穏な方がおられたら、まずはその環境をもう一度見つめ直すことから始めないといけないのかも知れませんね。

 『5回のセッションを通して状況は非常に改善されたが、それはこの子どもが攻撃性の水準を変えたからではない。実際、彼は変えなかった。むしろ、母親が彼の行動への解釈を変え始め、さらにより好意的な行動で彼の自己主張に応じるようになっていった。』


 後は、くだらない解釈は(笑)、ない方が良いと思われます。






2.行動と表象を結びつける実験的試み

 時に彼は明らかに攻撃的であったが、そうなるのは、母親が彼の行動を無視するので、注意を引くために、その行動をよりもっと強く繰り返さざるをえなかったときであった。母親がこうした行為を無視した時間の割合は、かなりのものであった。しかし、最も顕著なのは、攻撃的とも解釈できるこのような行為を無視しないときにも、母親は向こうを向いて自分の身体を守り、子どもを下ろしたり遠ざけたり、あるいは彼に対して攻撃的になったりして対応したことであった。ここに現れた情景を見ると、子どもは身体面で恐らく普通に自己主張しているのだが、その母親は(活性化された表象に影響されて)その自己主張を攻撃性と解釈し、それに応じて、自分を守り、乳幼児を拒絶したり、攻撃し返したりしている。このような場合、実際、乳幼児は母親の反応に応じてしだいにより攻撃的になっていくものである。5回のセッションを通して状況は非常に改善されたが、それはこの子どもが攻撃性の水準を変えたからではない。実際、彼は変えなかった。むしろ、母親が彼の行動への解釈を変え始め、さらにより好意的な行動で彼の自己主張に応じるようになっていった。