うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

ブドウとイチゴと、【したがって短期療法の連続は成人にもありうるのであり、心理療法が短期で終わったり再開することを、とかく失敗(永続的効果を生じていない)とみなす従来の見方に偏見があるのではないかと。】


昨日、渥美に行ったついでに、すろーじゃむの換気と、ブドウとイチゴを見てきました。
ブドウの枝は、木質化(リグニン)してきていて、完全にしたら、剪定を始めます。


 イチゴは、猛暑でスカスカになってしまいましたが、これで今回はやります。来年の株で増やしましょう!



 今日は夜勤なので、昼間はギターを弾きまくるぞ!と思っていましたが、仕事の件で、そうは問屋が卸しませんでした(笑)。
早めに出て、ファミマで30分スターンを読んでから出勤しました。


 今日は職員配置もしっかりあって、自分の出る幕があまりありません。
ので、パソコンで書類を作っていました。そろそろ、現場に入ります。




 アップは、スターンに入りましたが、嫌というほど出てくるフレーズが、あとがきにありましたので、そちらを一番初めにアップさせて頂きました。

 ここ2〜3年いろんな本を読ませて頂きましたが、どれも初学者には勉強になり、現場での支援にも役立っています。
元々は、中井久夫先生からサリヴァン、クライン、ウィニコット、タスティン、アルバレズ、リトル、バリントフェレンツィ、丸田先生、コフートなどに進むことが出来て、だれに感謝していいのか?
やっぱり、中井久夫先生でしょうか?木村敏先生、神田橋先生の本も沢山の学びを与えてくれました。
 取り敢えず、年内はスターンに集中してみます。親ー乳幼児という心理療法は、知的に障害をお持ちの方々にも見事にスライドするだけで利用できる理論も沢山あるので、より実践的に感じています。
 現在自分たちが関わっている現場は、いつも継続中の事象ばかりで、完全に終了した物など、一つもありませんし、常時そういう風に考えないと、日や特にひどい場合には時間によっても全く違うことが、同じ人で起こることがあるので、ノースカロライナで習ったように、on goingでやらせて頂いています。





親−乳幼児心理療法母性のコンステレーション

D.N.スターン著
馬場禮子・青木紀久代 訳

訳者あとがき
 第二にあげたいのは、連続できる短期療法(serial brief therapy)を用いることの提唱である(第12章参照)。親−乳幼児治療の場合、発達に即した課題が刻々と移り変わることから、ある時点での心理療法はその時点で徹底操作をすることはできない。しかし、乳幼児が次の課題に出会った時点で再び問題が生じる可能性がある。したがって心理療法はその時々の発達課題に即した短期のものにならざるを得ないし、むしろ短期で終了するかわりに何時でも再開できるという形を取り、再来への門戸を開いておくことが好ましい。この提唱も、親−乳幼児という“新しい臨床群”との関わりから立ち現れたものである。つまり、人生のどの時期をとってみても、ライフサイクル上の新しい課題は発生しうるではないか。したがって短期療法の連続は成人にもありうるのであり、心理療法が短期で終わったり再開することを、とかく失敗(永続的効果を生じていない)とみなす従来の見方に偏見があるのではないかと。