うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

次に読む本と、今日の夜!、移動するものは分析医の感情ではなく体験意識awarenessであって、それが感情の持ち主である被分析者の中に入って(共に感じて)感情を持ち帰る(この意味で感情は移動を示す)わけである。】


 今日は、中抜けの勤務で、会議後、一度帰宅しました。
帰宅後直ぐに、会計事務所から電話があり、この3か月間の決算が出たので、報告を受けました。大きな利益はありませんが、少し利益が出て、職員さんの給与も処遇改善だけでなく、4月から上がった方がいますが、問題ないとのことでした。少しほっとしました。
 親分が、法事で貰ってきた、おまんじゅうで、久し振りにお薄を点てました。お茶碗は、蓮月(本物かどうかは分かりませんw)です。



 今日は、友人から頂いた本を持って帰ってきたので、早速読み始めます。
加藤先生もそうですが、現場で真剣に利用者さんに向き合っている方々が、こうして浮かび上がって行くのを見せて頂くと、見ている人は見ているんだな!と、勇気を与えてくれます。自分ももっと頑張って彼、彼女のようになりたいなって思いました。


 読む予定だったスターンですが、精神分析からちょっと離れろ!(笑)と言われたような気にもなりました(笑)。 




今日は、静かな夜になるのかな?って思っていたら(笑)
いつもより、熱量が上がっていました(笑)

 たくちゃんは自分流を押し通し(笑)

 利恵さんが、ニコニコしながら、うるさい!って絶妙な間で応えて、みなさんを笑いに誘ってくれていました。
昨日も今日も、夜勤者の女性職員さんが、みなさんと一緒に踊ってくれるので、昨日も今日もみなさん非常に盛り上がっていました!

 途中から、いのうえっちが、お化け屋敷を仕掛けてきましたが、音楽が止まらず、お化け屋敷ロックに変わって(笑)もっと盛り上がっていました!

 クールダウンは、今日はオセロでした。

 20時から順次、自室に行かれるので、重度の方を、入床させて頂いて、遅番を終了してきました!
夜勤は勿論ですが、遅番・早番は、本当に皆さんの事を知る、絶好のチャンスの場ですね!







 帰宅して、ネットのニュースを開いたら、下記のコラムが出ていました。
抜粋させて頂いた部分には、非常に共感させて頂きました。机上の空論なら誰でもできるし、高学歴で超エリートの方が大臣になって国を動かせば、良い方に向かっていくのでしょうか?バブルを弾けさせた張本人はそういう方々ではなかったでしょうか?
 経済学者が総理大臣になったら国の経済状況が良くなるのでしょうか?答えは否ですね?
本当に努力して(社会で)辛酸をなめた人間でないと出来ない、分からないことが沢山あると思います。福祉もそうではないでしょうか?



命運は尽きた…習氏、貿易戦争で“惨敗” 対米戦略は「歴史的な愚策」 食糧、資源、人材…決定的な“資源格差”を無視 国際投資アナリスト・大原浩氏緊急寄稿 (1/3ページ) 米中貿易戦争
 〜トランプ氏は大統領就任前に4度も破産を経験した不動産会社のオーナー社長であることはよく知られている。日本でも、メガバンクのエリート行員が請われてオーナー系不動産会社の役員などになることがあるが、短期間で消え去る例が多い。エリートが得意げにしゃべる机上の空論などは社長から無視されるのが落ちだからだ。トランプ政権でもゴールドマン・サックスなどからやってきたエリートはすぐに辞めていった。今トランプ政権に残っているのは人生経験豊富な「社長」の真意を理解し具体化できる、本当の意味で優秀な人物ばかりである。〜
記事は下記です。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180910/soc1809100002-n1.html






 下記は、現場でもそうですね。ただし、共感の意味をはき違えていない場合ですが!

『その治療の効果を左右するのは解釈でも洞察でもなく(p. 31)、対象としてある分析医が与える共感的環境である。』





Empathy:共感
 筆者は、empathyを「共感」と訳すべきで、感情移入と訳すべきでないと考える。というのは、em-は移動を示し、pathyは感情を意味するものの、分析医の感情の移動を意味するものではないからである。移動するものは分析医の感情ではなく体験意識awarenessであって、それが感情の持ち主である被分析者の中に入って (共に感じて)感情を持ち帰る(この意味で感情は移動を示す)わけである。くだいて言えば、
(自分の感情を保留し中立的立場から)相手の身になって感じることである。
Kohutはこの共感を自己愛パーソナリティ理論、治療の中心と考える。Kohutによれば、自己愛パーソナリティの起源は「融和した自己期」前後における自己-対象の共感不全empathic failureであり、その治療の効果を左右するのは解釈でも洞察でもなく(p. 31)、対象としてある分析医が与える共感的環境である(p.30)。〜