うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

はま寿司と、【見えない貧困をそっと解決する「こども宅食」が革新的な理由】と、【(自己愛障害の理想化に)特異的な病原的固着は、必ず理想化された親のイマーゴの変容性内在化が究極的に完了する前、つまり、理想化された超自我の形成が不可逆的になる以前の発達地点で確立される。】






 今日は、ショートのかとちゃんの希望で、はま寿司で昼食を頂きました!
勢いが凄い方がいて、止めるのが大変な場面もありましたが、回転すしは沢山食べられない方には、安くついて良いかもです!
 沢山食べる方には、10皿までにして頂きました。
昨日も、安くあげようとすき屋に行きましたが、余裕のある方は高価な物を注文されますね......。
 良い物を安く、沢山食べたいですね!




 夕方帰宅して、ネットのニュースをいつも通り見ていたら、下記のニュースが出ていました。色々考えると、頭が煮詰まってしまいますが、取り敢えず行動できる方には感服するしかありません。
 自分が貧困家庭だったので、何かできるのでは?と自分は頭の中だけで考えて、ダメですね......。


 全部読みたい方は、下記のアドレスで見て下さいね!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00010000-binsider-soci
見えない貧困をそっと解決する「こども宅食」が革新的な理由8/26(日) 8:10配信
キリン、不二家、ロッテ、永谷園などさまざまな会社が提供した食品が直接家に届けられる
2012年に厚生労働省が発表した6人に1人(16.3%)から改善したものの、いまだ7人の1人(13.9%)の子どもが経済的に苦しい貧困状態にある日本。
低価格もしくは無料でご飯が食べられる「こども食堂」が全国的な広がりを見せるなど、さまざまな取り組みが行われているが、2017年10月に始まった「こども宅食」が“複合的”な成果を出しつつある。

なぜこども宅食は上手くいっているのか。そこには、これからの社会問題解決に欠かせない新しい仕組みがあった。
「見えない」ままの支援
こども宅食の舞台は東京・文京区。
東京ドームや東京大学が位置し、東京の中でも比較的裕福な家庭が多い地域だ。人口19万人のうち、就学援助や児童扶養手当などを受けている世帯は約1000世帯。

他の地域に比べれば割合としては少ないが、だからこそ貧困状態が「見えない」という課題も抱えている。文京区内でも学習支援などを行なっているが、周りに知られないように、家の近くの施設ではなく、わざわざ一番遠くの施設を訪れる。

こども宅食は2カ月に一度、直接そうした家庭に食品を届ける事業だ。
こども宅食の発案者である、NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さんが実際に配送で訪れた際には、一見綺麗なマンションだが、節約のために部屋の明かりをつけていない世帯もあって「驚いた」という。

こども宅食には多くの工夫があるが、そのうちの一つが、「見えない」まま支援を届けることだ。
まず、支援の申請のために、役所を訪れる必要はない。家に送られてくる案内を見て、宅配を希望すれば、LINEを使って申し込める。
配送は行政ではなく民間業者が担い、一見普通の宅配と変わらない。送られてくる食品も特別なものではなく、キリンや不二家、ロッテ、永谷園など10社以上の食品・飲料メーカーが提供したもの。
実際に宅配を受けた家庭からは、「これで友達を家に呼べる」という声も挙がる。それまでは、お菓子を出すことができず、躊躇せざるを得なかったのだ。〜








 

 本は、早番でしたが(笑)早めに出て、ファミマで読みました。
今読んでいる箇所は、自分に当てはまり過ぎて、ちょっとしんどくもありますが、現場にも非常に役立ちそうなので、身に着くまで何度も読み返しています。8月中に読み終える予定が、無理そうです(笑)。



 下記を読んでいると、支援者に同一化させたり、利用者さんに同一化したりは、一時的だけにしておき、徐々に心的構造の変容を促して行かないといけないんだなと、改めて思いました。
『転移神経症の分析においてある時期、一時的な理想化と、自分の超自我に代わる理想化された分析医の一時的受け入れをもとに、確かに患者は分析医に協力する。』 



〜「患者の(人格構造の)欠損の性愛化は、基本的心的構造の中等度の脆弱性によるものであり、その結果、中和能力に障害が生じている……中和の不十分が、自己愛に投資された対象と患者との関係の性愛化の原因である……したがって、患者のホモセクシャルな空想は、自己愛的障害に関する性愛化された供述と理解できる……確固と理想化され安定した価値体系を持てず、その結果、自己評価の内的制御の重要なよりどころを欠くこの患者は、その性的空想の中で、内的理想を、性愛化された外的な前駆体である、アスレチックに力みなぎる男性で埋め合わせ、理想化された自分の価値観に恥じない行動を取ることで体験できるはずの自己評価の高揚を、性愛化された勝利感で代用している」(p.70−72)。 このように、理想化転移は、自己愛障害の精神分析的治療において決定的な役割を演じ、しかもそれは、長期間にわたって続きます。この、自己愛障害における理想化と、転移神経症における理想化の違いをKohutは、さらに詳しく論じます。
 「(自己愛障害の理想化に)特異的な病原的固着は、必ず理想化された親のイマーゴの変容性内在化が究極的に完了する前、つまり、理想化された超自我の形成が不可逆的になる以前の発達地点で確立される。これに対し、転移神経症で見られる理想化は、エディプス期ないしはそれ以後の心理的発達段階で獲得された心理的構造から派生する」(p.74)。
 「理想化転移で動員される自己愛リビドーと違い、恋をしている通常の状態(や陽性転移のある段階)における自己愛的要素は、対象備給から分離しないばかりか、それに従属したまま止まり、対象、現実的な側面を見失うことがない」(p.76)。
 「転移神経症の分析においてある時期、一時的な理想化と、自分の超自我に代わる理想化された分析医の一時的受け入れをもとに、確かに患者は分析医に協力する。そうした一時的、局所的同一化が陽性転移(Freud 1921)の一部となり、またそれは、重要な『分析医と患者との間の協力領域』(E.Krisk,1951)となる」(p.77)。〜