うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

お盆の食事会と、【もし小児が、賞賛する大人に外傷的な失望を覚えると、理想化された親のイマーゴもその姿を変えないまま保持され、緊張ー制御的tension regulating心的構造へと変形されず、利用可能な『取り入れられたもの』introjectとしての地位を獲得せず、自己愛的なホメオステーシスの保持に不可欠な、太古的移行自己ー対象のまま止まる」】


 今日は、お盆に帰省できない方や、全部帰省できない方と、伊良湖灯台茶屋さんで、食事会をしました!
女子は海老フライ定食!男子はミックスフライ定食!お腹いっぱいになりました!

 大あさりもついていて、美味しかったです!
移動時は、小降りで助かりましたが、昨夜からよく降りました!
 車で伊良湖まで向かう車中、利恵さんは大はしゃぎ!こんなに嬉しそうな利恵さんは初めて見ました!



 帰宅して、入浴して休憩したら、いのうえっちが(朝からされていたそうですがw)、タンバリンやウクレレを持って、楽しそうにしていたので、皆さん合流?して、いつもの音楽会が始まりました!
 拓ちゃんは、女子(女性職員からもw)の歓声を浴びて、長淵みたいに歌っていました!まりちゃんは、なにを隠そう(隠してないかw)長淵ファンで、拓ちゃんカッコイイ!女性職員は、初めて見たのか?びっくりして、カッキ〜と、本当に驚いていました(笑)。いつもは皆さんにうるさい!(笑)と言われていますが(利恵さんは、相変わらずウルサイ!とシュプレヒコールw)、みなさん楽しそうですね!





 本は、夕方、ファミマで夕食を頂きながら、読みましたが、3回読み返しても、理解できなかったので(笑)、時間がある時に、じっくり読もうと、今日は諦めました(笑)。

 下記は、先日読んだ箇所ですが、愛着障がいなども、これくらい深く見て行かないと、本当はいけないのではないか?と、思わせてくれました。勿論、現場での支援も同じです!




 下記は、何度読み返したでしょうか?
 『しかし、もし小児が重症な自己愛的外傷を受けると、誇大自己は、自我の妥当な部分へは融合せず、その姿を変えないまま保持され、太古的な目標の達成を飽くことなく求める。もし小児が、賞賛する大人に外傷的な失望を覚えると、理想化された親のイマーゴもその姿を変えないまま保持され、緊張ー制御的tension regulating心的構造へと変形されず、利用可能な『取り入れられたもの』introjectとしての地位を獲得せず、自己愛的なホメオステーシスの保持に不可欠な、太古的移行自己ー対象のまま止まる」(p.27ー8)。』




第1章 『自己の分析』
2,自己愛転移総論
 〜「一次的自己愛の平衡は、母親のケアのどうしても足りない部分により妨害されるが、小児は、以前の完全性を、(a)誇大で顕示的な自己イメージ、つまり、誇大自己grandiose selfの確立と、(b)小児が賞賛する万能な(移行)自己ー対象、つまり、理想化された親のイマーゴidealized parent imagoへの、以前の完全性の委譲、の2つによって置き換える」(p.25)。 「発達条件が適切な場合、太古的な誇大自己の顕示性と誇大性は徐々に和らぎ、究極的には構造全体が大人としての人格に統合されて、私たちの自我親和的な大志ambitionと目的、私たち活動の喜び、そして、私たちの自己評価の重要な側面に、本能の燃料を供給することになる。また、同様に好適な状況のもとで理想化された親のイマーゴは、いったん私たちの理想化された超自我として取り入れられると、その理想への道案内を果たすリーダーシップを示し、心的オーガナイゼーションの重要な要素になる。しかし、もし小児が重症な自己愛的外傷を受けると、誇大自己は、自我の妥当な部分へは融合せず、その姿を変えないまま保持され、太古的な目標の達成を飽くことなく求める。もし小児が、賞賛する大人に外傷的な失望を覚えると、理想化された親のイマーゴもその姿を変えないまま保持され、緊張ー制御的tension regulating心的構造へと変形されず、利用可能な『取り入れられたもの』introjectとしての地位を獲得せず、自己愛的なホメオステーシスの保持に不可欠な、太古的移行自己ー対象のまま止まる」(p.27ー8)。
 
 こうした発達上の固着と、その結果生まれる病理は、当然、治療関係を通して活性化されてきます。そして、「理想化された親のイマーゴの治療的動員mobilizationから発生する転移が、理想化転移であり、誇大自己の治療的動員から発生する転移が、鏡転移である」(p.28)。〜