うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

愛知県知的障がい者療育キャンプ二日目と、【真に終結に導かれた分析において理論的にも重要な経験は、必ずと言っていいほど生じる終結前の症状変化です。】


 志賀高原のホテルは、今、思い出したのですが、長野オリンピックの時に、通信状況が良くなっていたのですね!
京都を出てから、長野の人たちに支えて頂いていたのも思い出していました。
 逸れましたが(笑)キャンプファイヤーは、危機管理上、室内になってしまいました。



 恋するフォーチュンクッキーは、じっくり聞くと、きちんと計算されて作られた曲ですね。改めて名曲だな〜と思いました。
ダンシングヒーローは、バンドクラブでやろうかな?とも思いながら頭の中で、アレンジしてみました。

 炭坑節や最後は定番のフォークダンスで、22時前まで盛り上がっておられました!



 朝は6時45分にラジオ体操1と2!自分がヘルパーとして付き添いをさせて頂いている方が、先生の様な感じです!
こちらも、写真をほどほどにして、真剣に体操させて頂くと、肩や首にめちゃくちゃ効きました!逆に、若い時には、ありがたみが分からないのも、無理ないですね(笑)





 最後の観光は、善光寺さんでした。戒壇めぐりはもう懲り懲りだ!って、周囲の方々が言っていたので、まさか自分が.......って思っていましたが、まさかの戒壇めぐり.......ほんとに真っ暗の中で、前の方では、男性の声で『人生終らせたくないので、絶対に痴漢などしない!』って大きな声で言っていたのが聞こえました。まあ、そんなこともあるので、自分だけなら行かないと思いますが.....付添いの方が行くと言ってしまったので行きました。取り敢えず、その方が先に行くことになり、その方の前の方が男性かどうか確認してから、入りました。
 外に出たら、明るいってこんなに素敵な事なんだ!と当たり前のことが素敵と思わせる効果を、改めて感じさせるのが、狙いなんだと気が付きました。少し前に、暗闇がアート作品だといって、痴漢行為があったとかなかったとかが、やかましく言われる時代には、このやり方は時代にそぐわなくなってきているのかも知れないな、とも感じました。男性のときと、女性の時を作ればいいのにな!とも感じましたが......。



 こんな状況で、何故中止しないのか?と行くときや帰る日の朝のニュースを見ていて憤慨していましたが(笑)、何事もなく皆さん変える事ができたので、まずは一安心ですね!






 バスの中で、マーガレット・リトルの本は、沢山読みましたが、アップはフェレンツィに戻りました。
リトル先生の本は、生々しいご自身の体験(ウィニコットとの分析の記録なので)を、記述していますが、その分身近に感じられます。痛々しくもあるので、自分を現実にほうり投げてもくれます。が、(笑)アップは違います。




真に終結に導かれた分析において理論的にも重要な経験は、必ずと言っていいほど生じる終結前の症状変化です。私たちはもちろんフロイトによって、神経症の症候はほぼ間違いなく進展発達の結果であることを知っています。たとえば強迫神経症患者は彼の情動をはじめは徐々に強迫行動や強迫観念に変えていきます。ヒステリー患者は葛藤を身体症状へ転換することに成功するかなり前から、何らかの不快な観念とたたかっています。後に早発性痴呆あるいはパラノイアになる人はその病理的道程を不安ヒステリー症者として始め、困難な作業を経て始めて亢進した自己愛の中に一種の病理的自己治癒を見出だします。強迫神経症患者が知的強迫体系を十分にゆるめ掘り起こした後に、ヒステリー症状を示しはじめたとしても驚いてはいけません。また、以前はとても軽率だった転換ヒステリー患者が、分析の結果、身体症状では不十分になってから思考や記憶を生み出し始めても驚いてはいけません。以前は意識内容なしに表出運動を生み出していたのです。ですから、強迫神経症患者が、感情の欠けた思考のかわりにヒステリー的情動を示し始めたり、ヒステリー患者において一時的に思考が強迫になったとしてもそれはよい徴候です。もちろんこのような症状変化の流れの中で精神病性の徴候まで現れれば心穏やかではありませんが。しかしそれが起こった時に、それにあまり深刻に受け止めるのも誤りでしょう。一時的に精神病を潜り抜ける以外、最終的治癒へ至る道がない症例を私はいくつも見てきました。