うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

バンドクラブの機材と、【この相互性を確立すること、すなわち気乗りのしない、興味を持ってくれなかった対象を協力的な重要へと変えることは、かなり期待緊張を我慢しつつ安定した信頼できて現実吟味を維持しなければならないということである。私はこれを征服作業(world of conquest)と呼んでき


今日は、夜勤明けで、歯医者さんに行って来ました。ずっとすっぽかしてしまっていて、申し訳ない気持ちですが、1月から大変な支援が続いていたので、仕方がなかったかも知れません。
 通常通りに動けるようになったので、色んなことがしたいな、と思っていたら、バンドクラブにオファーがきました!バンマスの大森君も予定が入っていなかったので、きんちゃんなど、メインのメンバーに親分が、もうすでに声を掛けていました(笑)。夏祭りなので、気合が入りますね!
 写真は、先日バンド用に購入して頂いたものです。
脚につけるタンバリンが売っていたので、買ってもらいました。まだ使っていませんが、6月のバンドクラブで使おうと思っています。
 ちかちゃんには、ブルースハープのGのキーの物を使ってみてもらいます。バンドも10周年を迎えます。
ブリッジピンは、うたたねのギター用、弦もそうです。シールドは、長い物を買って頂いたので、皆さんの所に行って、一緒に歌えます。ワイヤレスにとも思いましたが、こちらの方が安いので即決です(笑)。
 夕方、親分を迎えに行ったついでに(雨だったので)、入浴介助のお手伝いで5人(笑)入れてきました。
明日は、早番さんがいないので、1時間くらい手伝って、岡崎の法務局や、傘がなくなったので、古道具屋さんで100円の傘を数本買ってきます(笑)。


 本は、歯医者さんの待ち時間に読みました。フェレンツィの凄さもやっと、分かり始めて来ましたが、アップはまだまだ、バリントです。
 明日は、早いのでもう寝ます(笑)




2
“前性器的”あるいは“原初的”対象関係はすべて、次の三つの成分を含んでいる(その混合比はさまざまであるが)。絶望的な依存と“全能感”によるこの依存の否定、そして対象を単なる対象すなわち物として扱い、あってあたりまえのものとすることの三つである。あるいは、二人心理学からいえば、“原初的対象関係”とは片方のパートナーだけが要求する権利を有し、もう一方は欲動の対象であってもよく愛の対象であってもよいが、とにかく一個の対象として扱われる。この考え方を支持する有力な論拠は、そのような“前性器”関係はすべて事実上非性的な(すなわち、性的に二形的(dimorhous――両性に分化していること)でない)性質を持つことである。たとえば母子関係はあらゆる精神分析理論の基礎となる関係だが、子どもが男の子であろうが女の子であろうが問題にならないように父も母も兄弟も姉妹も家政婦なども姉妹誰でも男の子からも女の子からも同じテーマで当たり散らされるではないか。同じことは、覗き見の満足についても大体当てはまる。 このような前性器的ないし原初的な対象関係のすべての底には現実吟味の欠陥がある。欠陥にはまだ未発達のばかり(幼児)もあり、発達か挫折した場合(私の患者のようなお父さん)もある。これまで“全能の”あるいは“貪欲に”愛が不安定で、欲求不満に陥り、憎しみにまで至る運命にある理由は個々にある。成熟化した関係に変わるためには、信頼性ははるかに高い現実吟味が必要である。われわれの欲求が多種多様となり、複雑化し、特殊化しすぎているからもはや対象から自動的に満足をうることなど期待できないことをわれわれはわかっていなければならない。またこの認識が引き起こす抑鬱に耐えなければならない。そして、対象を協力的なパートナーに変えるためには、対象がわれわれに期待しているものを対象に与えなければならないというのは事実を受け入れることを楽しむように誘導しなければならない。すなわち、だから自身も一つの相互的な行為の中で同時満足するようにならなければならない。この相互性を確立すること、すなわち気乗りのしない、興味を持ってくれなかった対象を協力的な重要へと変えることは、かなり期待緊張を我慢しつつ安定した信頼できて現実吟味を維持しなければならないということである。私はこれを征服作業(world of conquest)と呼んできた。 このような関係が性器的関係すなわち成人の関係なのだが、これは前性器関係と違って必ず性的である(ふつうは異性愛的であるが同性愛的のこともある)。ところが前性器的な対象関係のほうはふつう非性的である(すなわち性的に二形的でない)。これまで非性愛性(non−sexuality)から性愛性(sexuality)への移行に密接に関連しているのが、すでに指摘したとおり、対象を単なる対象とすることから対等のパートナーとして扱うこと、性的人間として扱うことへの発達である。それは(通常の発達と並ぶ対象関係の発達という)もう一つの発達である。 もし征服作業がうまくいき、それに続く維持作業(work of preserving)が適切十分であれば、相互性の基盤の上に愛と調和とが発達するだろう。