うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

PAのトイレと、県庁に行って来ましたと、平野屋さんと、【それから、彼女は、わたくしを愛しているし、わたくしの愛情が必要であり、愛されていることが分かると、こころが穏やかになった。】


 今日は、県庁に行く日だったので、早めに出て(自分は電車で行きたかったのですが.....)刈谷のハイウエイオアシスで休憩し、昼食を食べました。
デラックストイレと書いていたので、入って見たら、小便器の所が、掃除しやすくなっていました。
 いきなりトイレの写真だと、びっくりされる(笑)と思って、無難な写真から入りました。


 もっと早く見ていたら、うたたねのトイレもこういう風にすればよかったな、と思いました。



 県庁の駐車場が混んでいて、しばらく待っていたので、風景を眺めていたら、ちょっと写したいな(笑)と思う光景があり、写してみました。
写真にすると、取り立てて良いなとは感じなくて(笑)なんで写したのか?と帰宅してから思いました。(笑)
 処遇改善の件で予約していたのですが、当の御本人が出張.......作った書類をおいてその件は、電話を頂くようにお願いし、増築の件の相談をして来ましたが、取り敢えず作ってからだとのことでした。直ぐに理事会にかけて、設計士さんと話し合います。この設計士さんは、病院の設計もされている方なので、本当に安心して任せられるので助かります。お役所関係にも信用があるので、こちらも助かりますね。
 ついでに、県のアールブリュット担当の島田さんがおられたので、お礼と少し話をさせて頂きました。






 島田さんと会ったせいか?親分が、蒲郡の平野屋さんに行きたいと言うので蒲郡までは、下道で親分に運転してもらいました。
自分達が搬入させて頂いたときは、全部の展示ができていなかったので、それが気になっていた様子。
 かなりしっかりした作品が沢山あり、良い展示になっていました。
沢山写真を撮らせて頂きましたが、取り敢えず、カーグのゆうこちゃんと、おかもっちゃんのものをアップさせて頂きました。 




 本は、親分が運転している時に読みました。本を読んでいたらあっという間に蒲郡に着きました。
次の章まで進んで、逆転移について書かれている箇所も携帯に打ち込みましたが、この症例の部分は分かり易いので、今日はこちらをアップしました。
 現場での支援を考えるにあたって、下記の様な事例を読む事は大事だと思われます。障害があろうとなかろうと、その人の人生を、自分勝手な判断だけで左右させてしまうことはあってはなりませんね......。
 繰り返しになりますが、人は見られていないと、存在がなくなりますので、精神状態がおかしくなってしまいます。現場で一番しないといけない事は、下手でも、苦手でもその方に話しかけることだと思われます。挨拶でもいいし、暑いですか? 寒くないですか?との簡単な会話だけでもお互いの心に触れることが多々あるように思われますので、是非、まめに平凡な声掛けをしてほしいといつも思っています。

それから、彼女は、わたくしを愛しているし、わたくしの愛情が必要であり、愛されていることが分かると、こころが穏やかになった。だけど、そのために、ますます苦しくなり、アンビバレンスが強くなった、ということを認め、受け入れられるようになりました。彼女はまた、そうした苦しみを招いたのは自分であり、だから、自分でそれに耐えなければならないと考えているので、自分の憎しみと対象殺害的愛情とが、自分に向かうことになってしまって、苦しいのだということに気づきました。 このことが分かって、彼女は、苦しみに積極的に立ち向かうことができるようになりました。彼女は、当局を動かして、自分に新しい住居を与えさせ、いままでとは異なるやり方で、身体疾患(胆のう炎、高血圧、甲状腺機能低下症や、背中の古傷)の適切な治療を受けました。 この後まもなく、彼女は、短期間の仕事につきました。パートタイムの秘書兼家政婦として、非常に精力的な女性のもとで働きました。その女性は、彼女と同じように、かなり男性的で、地方自治体と、さまざまな重要な慈善事業に携わっていました(ちなみに、その女性はスコットランドの名門の出で、スコットランド高地方言を話しました)。彼女たちの関係は、友情へと発展しました。わたくしの知っている限り、それは、彼女がはじめてもった、深くて現実的な関係だったのです。友情は、友人が亡くなり、その後の喪の作業が終わるまで続きましたが、Theresaは、友人の公平さ、優しさ、寛大さを感謝し、友人との交際に、喜びを見いだすことができました。他にも、新しい関係が生じました。あらゆる人に対する、彼女の、以前の固くて偏見のある見方は、徐々に緩んでいきました。そして彼女は、自分がそれまでは知らなかった世界に、つまり友情という世界に、暮らしていることに気づいたのです。 彼女のわたくしに対する態度は、まったく変化しました。彼女は、わたくしの援助と支持に対して、率直に感謝し、わたくしに対して感じたのと「同じような敬意を、他の人たちが、自分に対して感じてくれたら」と願ったのでした。〜