うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

エレキの1弦と、【自分のリビドー衝動と攻撃衝動を外界対象群、それは初めは母親の乳房であるが、に投影することによって、幼児が良い乳房と悪い乳房のイメージを作り出すことを彼女は見い出した。】


 エレキの弦を張り替えようと思いながら、1弦だけ張り、それで済ましています(笑)
1弦ならこの弦でいいよねと、中井道仁さんが言っていたのを思い出しました。ワウンド弦はもろに音質に影響があるのでしょうか?
 夜勤明けの、ぼーっとした頭では使い物にならず(笑)深く考えるのは諦めました。ヤマハの弦ならばら売りで税込64円くらいでしょうか?他のメーカーは、150円から230円....。経済的に無理ですね(笑)今の所、この方法で困っていないので、このままでいきます(笑)1弦にメロディーを持って来るので、どうしても他の弦よりも負担がかかって、切れてしまうのでしょうね。
27日は、2か月ぶりのカーグとバンドの日なので、それまでには張り替えます。

 きたやまおさむ先生の言われるように、まんじりとしている時に、色々アイディアが浮かび、音楽関係ではオリビアを聴きながらを30分くらいで、アコースティックギター用にアレンジ出来ました(笑)人間、少しぼーっとしている方がいいのでしょうか?

 少し頭が働くようになってから、本を読みましたが、アップは昨日読んだ箇所です。
クライン全開です(笑)。前の本が、分かり易く書かれていたので、ちょっと頑張ります。






精神分裂病超自我に関するいくつかの精神分析的見解

メラニー・クラインは、超自我の早期起源についての私たちの理解に最も貢献している。自分のリビドー衝動と攻撃衝動を外界対象群、それは初めは母親の乳房であるが、に投影することによって、幼児が良い乳房と悪い乳房のイメージを作り出すことを彼女は見い出した。これら2つのイメージはとり入れられ、自我と超自我の双方に寄与する。彼女はまた2つの早期の発達段階を記述したが、これらは幼児の早期不安に相応している。すなわち、生後3、4カ月まで続く“妄想-分裂態勢”と、それに続き、生後1年のほとんどの終わりの月まで続く“抑うつ態勢”である。もし、妄想期に、内的、外的原因によって攻撃性とそれゆえの妄想性の不安が大きくなれば、迫害対象群についての空想が優勢になり、正常な自我と超自我が頼みにしているような良い対象群を内部に維持する能力が障害される。このような場合、原初的超自我の核は迫害的な性質を帯びるようになる。もう一点が考慮されなければならない。対象群が良いものと悪いものとに分割されることが、妄想期の特徴である。もし、悪い対象群が極めて悪く迫害的であれば、良い対象群は極めて良くなり、その結果、理想化されるという点において、これらの良い対象群と悪い対象群の間には相互作用がある。理想化された対象群は超自我に貢献する。そして、多くの慢性や境界性の精神分裂病患者において、理想化された対象群と迫害対象群の双方が超自我機能を持っているようである。高度に理想化された良い対象は超自我の厳格さを増し、その不可能な厳しい要求のためにしばしば迫害的に感じられる。急性精神分裂病患者の分析では、超自我として機能している迫害対象群しか観察されないことが多い。これは理想化された対象の極端な要求によるのかも知れない。そしてこれは、迫害対象群の要求と理想化対象群の要求を区別することを困難にする。急性精神分裂病者の超自我に対する良い理想化された対象群の貢献は、抑うつ不安の出現に符合して迫害不安が減退する時だけに、分析家によって感知されうる。正常な発達期にある幼児は抑うつ態勢に移り進むので、迫害不安と対象群の分割は減少し、不安は外界と内面の良い対象を失う恐れに集中し始める。生後3、4カ月たつと、重点は、迫害対象によって自己が破壊される恐れから良い対象が破壊される恐れに変化する。それと同時に、それを内に保存したいという、より大きな願望が現われる。この対象を内面に、そしてその次に外界に復元することができないことへの不安と罪業感がやがてもっと前面に現われ、抑うつ態勢における超自我葛藤を作り上げる。抑うつ態勢での正常な転帰は、内的および外界の良い対象を愛し修復する能力の強化である。しかし、もし抑うつ態勢の正常なワーク・スルーに失敗があれば、分裂-妄想態勢への対抗が増強する。 これによって、なぜ、急性の退行した精神分裂病患者で、迫害的な特徴と抑うつ的な特徴が混じり合った超自我が観察されることが多いのかが説明されるだろう。主に迫害的な超自我との“苦闘”が、もっと抑うつ的な性質を含むものとの苦闘に変わっていくところは臨床ではいつでもみられるだろう。そして、抑うつ水準での内的葛藤への対処の失敗の後には、より以前の迫害的な苦闘に戻っていくことが観察される。精神分裂病の精神病理の研究は、メラニー・クラインによって“分裂機制”と命名されたいくつかの機制の重要性も示した。これらの機制には自我や対象群の分割が含まれる。メラニー・クラインは、自己に向かった攻撃性によってと、外界対象群および内的対象群への自己の全部あるいは部分の投影――彼女が“投影同一化”と呼んだ過程――とによって、引き起こされる自我の分割を記述した。