うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

昨夜のうたたねご飯と、【つまり、快は慰めをもたらし、錯覚を養い、不快感は「現実」という偉大な外界を思い出させ注意を喚起する、ということを示しています】


 昨日は夜勤だったので、うたたねご飯を頂きました!
みなさん、頑張って美味しい料理を作ってくれるので、夜勤の時は楽しみです!
 おっちゃんは、一応ダイエット(笑)しているので、ご飯は止めときました(笑)


 昨夜は、かわいらしい動物のかまぼこ?が載っていました。(笑)

 おっちゃんのは、熊さんでした(笑)
美味しかったです。

 夜勤明け、送迎を一箇所だけ行かせていただき、マックでコーヒーを飲みながら本を読んでいたら、11時30分になっていたので、ついでにチキチーのセットを頂いてきました。アップはそのときに打ち込んでいた個所です。少し難しいですが、明日からアップさせていただく予定の個所の予習と思ってくださいね。




学習についての精神分析理論――快感原則の再考
 キャシーとマーティンの観察で、当時の私の心を打ったのは、注意を払っている状態の中にある快の要素、いえむしろ、これらの子どもたちの快の中にある、注意を喚起された状態という要素でした。多くの精神分析理論は、人生における否定的体験こそが偉大な教育者であり偉大な刺激者であること、つまり、快は慰めをもたらし、錯覚を養い、不快感は「現実」という偉大な外界を思い出させ注意を喚起する、ということを示しています。この考えを表す最も簡明な表現は、Freud の1911年の論文「精神現象の二原則に関する定式」に出てきます。何が思考を促すうえで不可欠な刺激であるか、ということに関する理論は、性的切望の欲求不満を強調したFreud の時代からは、はるかに洗練されてきていますが、学習を促すものは、例えばWinncott の幻滅や、Bion のいい欲求不満と分離性といったように未だいくらか否定的なものであるとみなされています。(Balintが、一次愛の重要性と、輪郭が明確になっていない早期の対象の必要性を強調したのは例外です。)消化する必要のある現実は慰めそれがどんなに愛と、より幸せな感情でバランスをとられていると感じられようとも、痛みをともなうものなのです(Freud 1911b;Winncott 1971;Kraepelin 1940;Segal 1957;Bion 1962;Balint 1968;167)。〜


対象が現れることと戻ること
 それゆえパースペクティブという考えが、不在、分離性という考えを補足するのに役立つことを私は示唆します。思考が働くために必要な自己と対象の間の距離を、分離性は考慮に入れていますが、対象が遠くにいきすぎ分離しすぎていてそれについて考え得ることのできない、ロビーの治療の初期のような状況までは説明できません。パースペクティブという概念は、ほんのつかの間であってもそばにいる感じや体験を分かち合っているという感じに、患者が気づかされる必要があるのかもしれないという状況を、考慮においています。おそらく、実際のところ、人生最初の数週間に母親と赤ん坊の間に起こる相互作用全体を記述するには、乳房―口モデルは不十分なのでしょう。それはあまりに安易に、適合や適応や在や不在についてのイメージに加担します。しかし母親の話し声は、赤ん坊の音に対する欲求に正確に適合しているとはいえないのです。実際のところ母親が赤ん坊に話しかけるときには数百もの異なる言語や方言があるのです。母親の話し声は、私の考えでは、驚愕でないにしても、肯定的な驚きのもとであります。母親が突然すぎたり侵入的だったりしない状態で、予期せぬ登場をする場合も同じです。赤ん坊は光や色や形を見たり、ある種の音を聞いたりするのを好みますが、それはこれらの「刺激」が彼らの注意を引いて保ってなだめるからだけではなく、そもそも最初に彼らの興味をつかんで引きつけるほど充分強かったからなのです。Tustin はある種の精神病の子どもを取り上げ、その乳幼児期について書いています。



ある種の心因性精神病の子どもは生まれたときからひきこもっている、という報告がある事実に、私はいつも困惑されてきました。この論文を書いている間に私は、これらの子どもたちは人生のごくはじめに自閉対象を偶然発見してしまったのかもしれないでそして授乳する母親の方へ振り向くことから気をそらされてしまったのかもしれない、といった考えを持つようになりました。抑うつ状態かまたは自信のない母親は、自分の子どもを感覚対象のもたらす錯覚的な喜びから離して現実の乳房の楽しみへと惹き付けるための、十分なゆるがなさと柔軟性を呼び起こすことができないのかもしれません。
(Tustin 1980:102)