うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

1万歩、みんなで歩けば恐くない(笑)と、【経済論的要因】


 今日は金曜日!今週も夜勤ではなく、日勤でした!
いつものコースで、午前中は泉福寺さんに登って来ました。

 お参りもしてきましたが、本当に良いお天気で気持ち良かったです!
こちらの参道は、夏は涼しく、冬は風が強く吹かないので、自分が渥美方面に行くときには、必ず行きます。


 うたたねに戻るまでに、トイレ休憩を、すろーじゃむでするので、ついでにイチゴに水をやっていたら、4つイチゴができていました!初物なので、としちゃんと2つずついただきました!
 これから、渥美方面に行ったら、寄らないといけませんね!



 お昼は、まりちゃんとあだっちゃんと三人で、インド料理屋さんに行って来ました。
泉福寺さんに登ると結構体力を使うのでお腹が空いていて(笑)ナンのおかわりをしてしまいました......。
 昼食後は合流して、サンテパルクに行きました。
散歩とブラバン鑑賞に分かれ、それぞれを楽しみました!

 かき氷やソフトクリームを食べたらみなさん復活したのか?今度は海にということで、百々海岸に行き沢山歩きました。


 こちらでも、みなさんと冗談を言い合ったり、ふざけ合ったりで、沢山笑いました!
ゴールデンウィークも後二日ですが、あだっちゃんは明日から仕事なので、最後に良い思い出ができたでしょうか?おっちゃんは、楽しかったです!


 頑張らなくても歩数は記録更新してました(笑)カロリーはまだまだでしたが....。

 今日も早く出て、マックでコーヒーを飲みながら本を読んでいました。
自宅にいると、事務仕事以外は、ギターを触ってしまうので(笑)外で本を読む事にしています(笑)

 すべて大事に思えて仕方がありませんが、割愛させて頂きました。この本も本当に読んで頂きたい本です。
真剣に臨床場で向き合った人にしかかけない本です。口ばかりの人も沢山いますが(特に福祉業界は......)、ほんまもんです!




経済論的要因
 本書で検討される子どもたちは、私たちには知能が高いように思える。こう述べることで私たちは何を言おうとしているのだろうか?そして、どのようにしてそのような評価に達したのだろうか?彼らの心の過程はきわめて敏速に働く。反復性が優勢なときですら、同じ空想の基本形が次々と結合したり置換されたりして展開していくその速さは、めくるめくばかりである。身体と外界とから彼らがこうむる感覚情報に対する脆弱性は、吹きっ曝しの無防備な器官という印象を与える。結果として、環境の細部やその細部の変化を識別する彼らの能力は、恐るべきものとなる。彼らの心的機能の複雑さは、あらゆる点で治療者には重い負担となる。これに加えて、感情をあらわにしたり傷つきやしさを示したりする治療者の精神状態や身体の状態といったものに対する敏感さがあり、これは一般的な子どもの分析の中で出会うものをはるかに超えていて、成人の面接室の雰囲気とはまったく異なるカテゴリーに入るのは確実である。
 この知能やそれに関連する感覚上の過敏さの諸要因に加えて、このような子どもたちは、やさしい気質として記述したくなるような情緒的な敏感さを見せる。彼らが親しい間柄だと感じる人物の精神状態に対してみせる気遣いは、同一化とは異なる、抑うつ的な気遣いへの偏りのように思える。つまり、それは他者の感情に浸透されやすいという性質に関係し、先に言及したような「無防備さ」の別の側面である。しかし明らかに、このような子どもたちは、対象も同じように浸透されやすく、他者の苦痛に気づくことは爆撃を受けたように経験しがちである。それとは異なる表われは、対象の能力のなさの表れではなく、むしろ拒絶の印と解釈されてしまうようである。
 他者の苦痛を爆撃でも受けたように感じるこのような性質は、他者の情緒的な鈍感さを拒絶として解釈してしまう気質と合わさって、抑うつ的な体験が破局的な様相を帯びてしまう傾向が並外れて強くなる。〜


この歓びにあふれた母親対象の独占こそ、彼らの原始的な形態の愛の特質であり、それは優しくとびきり官能的なのである。彼らが求める肌と肌の表面の親密さは、飽くことを知らず強欲なものになりがちであり、時間が経過することの衝撃に対して、腹を立てたり抗がったりすることになりやすい。自閉症の子どもたちの反復恐怖は、迫害不安に襲われているわけでもなければ、本能にしつこく突き動かされているわけでももなく、こうした要因によってこそ引き起こされているのである。 
 このような印象的な気質の数々は、自閉症の神殿もパーソナリティーの経済的な性質にすべて寄与していて、この臨床群に広く認められるし、必須であるとすら考えることができる。要点を繰り返すと、その要因は次のようなものである。すなわち、高い知能を持つこと、微々たるサディズムしか示さずそのため迫害不安もあまりないこと、独占欲からくる嫉妬心が強いこと、とびきり官能的な愛情を示すこと、独占の歓びと勝利感により時間が止まったような際限もない反復に陥りやすいこと、である。