みーちゃんが今日の未明、病院で亡くなりました。
朝、お兄さんから連絡頂き、ご実家に向かわせて頂きました。
きれいな顔で、穏やかな表情でした。頬を撫でても、おでこをさすっても返事をしてくれないので、いっぱい泣きました。いっぱい泣いても返事をしてくれませんでした.......。
入院中いつも『ホームに帰りたい』って言っていたとお姉さんが言って下さったのがせめてもの救いでした。
もともと、うたたねは、みーちゃんの為に立ち上げた施設だったので力が抜けてしまいました。
自分たちが最初にいた施設の方で、お母さん方が自分たちの支援を見ていて下さって、預ける決心をしてくれ、親分の全財産をはたいて作らせて頂いた施設なので、利用者さんが中心の施設である様に努めさせて頂いています。
みーちゃんで育った職員もいて、連絡帳に、みーちゃんが支援の仕方を教えてくれたと書いていた職員もいました。
大きな施設にいましたが、うちでは見れないとの事で、3年前にお預かりさせて頂きましたが、みーちゃんが残してくれたもの、その物が、うたたねの財産と言っても過言ではありません。
そのおかげで、少々難しい(重度)の方が来られても、きちんとした支援が出来るようになっていますし。一見難しそうな方でも、きちんとした支援をさせて頂けば、きちんとした生活を送ることが出来るという事を教えてくれたのも、みーちゃんでした。
みーちゃん本当にありがとう!お化粧したお顔は、お母さんそっくりでした。お母さんの所に行ったら、お母さんが作ってくれた施設で最後を迎えられたこと、伝えて下さいね!みーちゃんは知らないかもしれないけど、『うたた』という名前は、おっちゃんの祖父の名前ですが、いくつか候補が出た中で『うたた』を選んだのは、みーちゃんのお母さんでした。おっちゃんも、親分も不器用ですが、賢い職員さん達に守られて『うたた』をなんとかやっていると伝えて下さいね。
みーちゃん本当にありがとう!
おっちゃんと親分の、しょうもない人生を、立派な人生に変えてくれて、本当にありがとう!
今日は飲ませてね、みーちゃん!