うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

サテライト型グループホーム見学


 愛知県で唯一、サテライト型グループホームを運営されている、名古屋のゆたか福祉会さんの、ゆたか生活支援事業所みなみさんを訪問させて頂き、職員の柴山さんに、グループホームをいくつか案内して頂きながら、貴重なお話も沢山して頂きましたが、周囲の環境が、多感な時代を過ごした堺市の様でもあり、懐かしい思いになりました。


 こちらが元塩ホームさんです。
名古屋でこれだけ大きな家屋を確保しようと思うと大変そうですが、消防法にきちんと法った改修もされて居り、重度の方が増えたので、『6項のロ』と言う言葉が出て来た時には、思わず肯いてしまいました。
障がいをお持ちの方の、グループホームを開設するときに、『6項のロ』と『6項のハ』の違いに苦しめられます(笑)
こちらに住まれていた、知的と精神に障がいをお持ちの利用者さんの調子が悪くなられ、目と鼻の先にある、ワンルームマンションをサテライト型グループホームに急遽されたようで、礼金・敷金は、最初は法人契約なので、法人が出したが、3年を目処に自立に向け、ご本人さんが契約をし直さないといけないのが現状のシステムですが、その質問に対しては、そこまで考えていなかったし、その時が来たら考えるしかないですね!との回答に安心感を感じたのは自分だけでしょうか?
 3年後再契約する場合は、契約のやり直しでご本人さんが、礼金・敷金を支払わないといけなくなるので、その時は2重に礼金・敷金を払うことになってしまうのでしょうか?
 サテライト型グループホーム自体の存在が少ないせいか?3年後の見直し時期にどうなっているのか?不確定ですが、名古屋の他の事業所さんも、声が上がっていると、柴山さんが説明してくださいました。
 名古屋市には、グループホームに対する補助金が充実しているが、愛知県はあまりないですねとも話されていました。


 身体に障がいをお持ちの方のグループホームも案内して頂きましたが、完成したばかりの施設で、新しい匂いがして非常に清潔感がありました。

 こちらが、左右どちらからでも入れる浴槽と、案内して頂きましたが、こちらの写真は、是非とも撮って欲しいと、自慢の様子でした!
 半身麻痺のある方には、本当に良さそうですね!

 機械浴の設備もありましたが、左右どちらからでも入れる浴槽の方が人気があるとの事。

 最後は、通勤寮に案内して頂きました。
こちらでは、一人暮らしを目標とした、生活単元学習の様な支援をされているとの事。
 素敵な建物は、ヨーロッパで良く見かけるような建築で、少し日常から離れられる感がありましたが、常日頃見ておられる方は、なんとも感じていないようでした(笑)もったいない!
 グループホームだけで8か所!
地域に根差した社会福祉法人は、底力があり、大企業からの寄付も沢山ある様で羨ましい限りでした!

 当法人は、ゆたか福祉会さんの様に、地域での信用も、潤沢な財源もありませんが、沢山の学びを頂きましたので、初心忘れる事無く、頑張っていきたいと思いました。
 柴山さんを始め、ご多忙の中、懇切丁寧にご案内して頂きましたゆたか福祉会の職員の皆様、本当にありがとうございました!

 サテライト型の写真は、敢て写しませんでした。


『再び上空に強い寒気 17日にかけて落雷・突風・ひょうに注意』のニュースがありましたので、又冷え込むのでしょうか?
皆様、風邪をひかないようにして下さい!