うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

犬に引かれて.......とお墓の話


 先日、ヒーヒー王子の散歩で山に登った帰り、いつもはスルーするお稲荷さんの方にヒーヒー王子が向かいました。
伏見稲荷を思い出す様な鳥居や

 岩穴が祠になっていたり、写真はアップしていませんが、作品にさせて頂く予定の石があったり、牛に引かれて善光寺参りではありませんが、ヒーヒー王子に引かれて良い物を見せて頂きました。
 もしかして?パワースポット?


こちらも先日、恒例の散歩に参道がほぼ日陰の泉福寺さんを選ばせて頂き、ショートの利用者さんと行って来ました。
 猛暑だったのに木々の間から吹く風は涼を与えてくれました。
中世古墓を見に、何処かの幼稚園児さんがお寺の境内に沢山居られました。

 

 


 急に話が変わりますが、私用で幸田町に行った時に不思議なお墓を見ました。
普通の石を立てていたり、石を無造作に置かれている所に花が挿してあったり、石をサークルにしてあったり。墓地の区画内にあるのでまさしく墓なのでしょう。神道式のお墓?とも考えましたが少し様子が違います。これがお墓の原風景なのでしょうか?
 初めは、カルチャーショック宜しく頭の中が真っ白になりましたが、ふと何かからリリースされた気持ちになりました。
 見栄も、欲も、業も感じられない形?象?を眺めさせて頂いていると爽やかな風が心に吹きました。
京都の紫野はその昔、風葬の地だと京都時代に地元の方から聞いたことも思い出し、日本人は遺体には興味がなく、その魂に興味があるとの話も同時に聞いた事も思い出しました。
 孔子先生も死は自然なものだから悲しむ必要はないと言われています。
 宗教も所詮、為政者が利用してきたもの(教えを否定するものではありません)と思えば楽に生きられそうです。
 自分は立派な人間でないので火葬後は山にでも灰を撒いて土壌改良にでも役立てればと思いました。
 神聖な感すらしましたので、写真をアップするのは止めておきます。