うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

寅さんとイエスを読んで


 清貧生活を送らせて頂いているので、本はもっぱら図書館利用です。
納骨に行くまでに、立松和平さんの『道元禅師』を読破しようと思ったのですが、此方を先に読んでしまいました。

 沢山の書評やブログに、内容が素晴らしい文章で書かれていますが、自分は、簡単にですが、福祉職として感じた事を書かせて頂きたいと思いました。

 取り合えず、その観点からすると、お二人と福祉職に共通するのは、『暇』ではないでしょうか?
単なる『暇』ではなく、他人の為に使える『暇』を作れると言う事は、本当に凄い事だと思いました。
 寅さんもイエスも風天・フーテン(常軌を逸している)。自分もある意味フーテンなので(そのままか....。死ぬまでヘボロッカーのつもりですが!)、御両人程立派ではありませんが、ある意味共感できます。(彼らの様に偉大にはなれませんが.....。)

 他人の為に『暇』を作れるという言葉で、北岡賢剛さんを御呼びさせて頂いた時に言われていた、福祉の世界に入ったら『あると思うな有給休暇・代休....。』(済みませんもっと素晴らしい言葉でしたが忘れてしまいました。『自覚者が責任者』等の言葉をお聞きした事を思い出しました。人によって考え方は色々ですが!

 個人的には、若いころ何故、マルコの福音書が肌に合わなかったのかが納得できました。

 職業や障がいの有無・男女の違い等全く気にせず(イエスの時代ではどえらい事ですね!)自然に付き合えるのは、人徳のなせる技でしょうか?
自分には人徳も何もなく、大きい事は出来そうにありませんが、小さい事でも、社会の役に立てればと思っています。

 今日は、事務仕事が早く終わったので、ゆっくり皆さんの様子を見せて頂く事が出来そうです。

 寒暖差がまだ大きいので、まめに回らせて頂いています。