うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

秋の気配と立ちはだかる壁?


 夜勤帰り、ヒーヒー王子と帰っていたら、公園に銀杏が落ちていました。未だ硬く、熟してはいませんが。


 空を見上げると、いちょうの木には、沢山の銀杏が実っていました。
寒暖差が出て来て、夜勤時の対応も大変になって来ていますが、もう少しの辛抱ですね!


 事業を始めて、自分達の無知さに辟易して久しいのですが、又々壁にぶち当たりました。
 労働問題でも、基準法、NPO法、自立支援法で解釈が違い、其々の機関には其々が納得する書類を作成しないといけないし、税金も然りで、会計士さん、税務署の職員さんによっても回答が違うので、同じ愛知県下の事業所さんに収益事業・非収益事業の仕分けがまちまちで、税金を払わなくいても良いと言う税務署もありました(NPOでも)し勘定項目の分け方でも違ってくると言われる税理士さんがいたりです。
 法人を立ち上げた時に、税務署に行き、収益事業かどうか確認に行って、非収益事業ですと回答頂いた事業まで、今回対応された職員さんは収益事業と仰いました。一体どうなっているのか?
 事業報告書を出した時に、愛知県から連絡があって、お宅は収益事業でないのに、何故収益事業にしているのか?とも言われましが......。

 ケアホームの入居者さんの食費・光熱費等は、余れば返却しないといけないのですが、それまで収益事業との事。
 何も生まれないのに、理解が出来ません。
まるで昔の年貢の様ですね?
 
 当法人がお願いしている会計士さん曰く、自立支援法が曖昧なのがいけないのでは?
 
 自立支援法自体は、少しずつ良くなって来ていると感じていますが、もっと権威を持てないのでしょうか?(NPOの権威かな?)
 障がい福祉サービスの事業は、自立支援法が優先になるか、税務上や労働法の方にも幅を利かせる事が出来ればと感じました。

 重度の利用者さんを抱えている事業所に対しても、人員配置等自立支援法も、労働基準法も適応出来ない場面が沢山出て来ます。
 書類だけ揃えばいいのでしょうか?

 壁と疑問だらけになっています。

 税金は金持ちから取れと言う本がありましたが、小さな法人、しかも自転車操業に近い所から持って行くのでしょうか?

 でも、お話を聞かせて頂いた、NPOの一つは、何とか利益を上げて土地を取得し、利用者さん達がもっと快適に過ごせる場を作りたいのでめげずに頑張ると仰っていた方が居られましたので、当法人も、その方の爪の垢を煎じさせて頂き、頑張ります!
 皆さん沢山の御指導有り難う御座いました。